森の本棚

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森の本棚

森に巣箱を置くように、クリニックには幾つかの小さな本棚が設えてあります。

そこに並べられた本たちについて少しずつ紹介します。

入れ替わりがあるので見当たらなければスタッフや院長にお尋ね下さい。

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ダイエット幻想  磯野真穂

摂食障害の方はもちろん、現代社会に生きる全ての人々に向けられた本

 

摂食障害に造詣の深い筆者の作だったので購入しました。

しかし、読んでみると摂食障害の方はもちろん、現代社会に生きる全ての人々に向けられた本でした。

個性的であれ、と言いながら、自由に振る舞うと、わがままだ、うざい、と疎まれる。

周りからの評価に晒され、苦しんでいる全ての人々について書かれた本です。

体重を気にしている方々にも「食事を数字で考え始めたら要注意」など重要な助言がたくさんあります。

ぜひお手にとって、読んでみて下さい。

 

 

第一章 やせたいのか、やせたいと思わされているのか?

第二章 人に認めてもらいたい

第三章 かわいいの落とし穴 ――「女の子」はいつまで続く

第四章 シンデレラ体重

第五章 愛されること、競うこと

第六章 数字の魔力で世界は消える

第七章 糖質はダメなのか? ――「正しい知識」のトラップ

第八章 ふつうに食べるをバカにしない

終章 世界を抜けてラインを描け!

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「ほげちゃん」やぎたみこ

 

おもわず笑っちゃうかわいさ

まさるおじさんからゆうちゃんのうちに届いた青いぬいぐるみ「ほげちゃん」。

大人も子供も思わず笑ってしまう展開が待っています。

優しいタッチの絵柄が、心を和ませます。

ぜひ、お手にとって読んでみて下さいね。

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失踪日記 

アル中病棟 失踪日記2     吾妻ひでお

アルコール依存症から脱却しようともがいている全ての方々に寄り添い、応援したくなる書

少し前に話題になりましたよね

と思って購入しましたが、届いてみると初版は2005年でした。

年をとるのは早いものです。

作者であるギャグ漫画家の実体験を基にしたノンフィクション漫画です。

続編のタイトルからもわかるようにアルコール依存症のお話ですね。

しかし、ギャグ漫画家の作らしく、あくまで暗くなり過ぎず、ユーモアと客観性にあふれています。軽くさらさらと読めます。面白いです。

が、それだけに隠された苦しみと不安が読後に押し寄せてきます。

吾妻さんは食道癌ですでに亡くなられたそうですが、今作の後も断酒は続けられたそうです。

作者はもちろん、アルコール依存症から脱却しようともがいている全ての方々に寄り添い、応援したくなる書です。

​キースジャレットを聴け! 中山泰樹

巨匠キースジャレットの参考書

本棚の片隅に銅色のスピーカーを一つ置いてあります。

​そこで何をかけようかな、というのはクリニック開設前からの楽しい悩みのひとつです。

イージーリスニングと称したコンピレーションアルバムがたくさんあって、それをかけるのが無難かな。と思ったこともありましたが、結局、自分の好きな曲を流す事が多くなっています。

その結果クリニックでこればかり流れているキースジャレットの作品について一作一作解説された本です。

語り口も軽く、読み物としても面白いです。

おそらく当クリニックで最もかけられているアルバム「ケルン・コンサート」についてはP110に書かれています。

天上から降りそそぐ珠玉のメロディー、と言う題です。

​待ち時間、この本を手にとりながら、キースジャレットの曲に酔いしれ楽しまれるのはいかがでしょう。

心が浄化し、音楽が体の隅々に染み入ってくる感覚をぜひ。

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